富岡 明子

活躍している先輩の声 富岡 明子 出身大学:東京藝術大学音楽学部声楽科・同大学院修士課程 全ての始まりは、ミューズ!

プロフィール

メゾソプラノ
兵庫県出身。
東京藝術大学音楽学部声楽科及び同大学院修士課程修了。
在学中に安宅賞を、卒業時にアカンサス賞・同声会賞受賞。
ローム音楽財団奨学生としてイタリア・パルマ音楽院にて学び、主席にて学位取得。
第80回日本音楽コンクール第 2位をはじめ、ペリッツォーニ国際声楽コンクール 2位及び聴衆賞、フラビアーノ・ラボー国際声楽コンクール 2位等、国内外で入賞。
オペラでは、伊ペーザロ・ロッシーニフェスティバル「ランスへの旅(マッダレーナ )」やパルマ歌劇場「試金石 (クラリーチェ )」のほか、新国立劇場「イオランタ (ラウラ )」、二期会「カヴァレリア・ルスティカーナ (ローラ )」、同「ノルマ (アダルジーザ )」、同「イル・トロヴァトーレ (イネス )」、同「ランスへの旅 (メリベーア )」、東京文化会館オペラボックス「椿姫 (アンニーナ )」、同「ヘンゼルとグレーテル (ヘンゼル )」、同「子供と魔法 (子供 )」、サイトウキネンフェスティバルや小澤征爾音楽塾、日生劇場では「セビリアの理髪師 (ロジーナ )」に出演している。
また宗教曲のソリストとしても、在学中より多くの指揮者やオーケストラと共演を重ねている。
日本ロッシーニ協会会員。二期会会員。
東京藝術大学非常勤講師。

音大受験を決めた頃の思い出はありますか?

テレビの無い部屋に住んでいたので、1日1時間と決めて聴いていたラジオだけが息抜きでした。
また今と違って、出願や合格発表も全て郵送によるものでしたので、特に、合格発表では手が震えて合否の書かれた紙をなかな か開けなかったのを覚えています。

東京ミューズ・アカデミーにまつわるエピソードを教えてください

兵庫から上京して初めての一人暮らしでしたので、心細さはありましたが、ミューズの仲間と励まし合って一年間楽しく実り多い時間を過ごしました。
同じ道を志す仲間が全国から集まって、浪人の辛さを笑い飛ばしながら切磋琢磨したことは、私にとって一生の宝となりました。

現在の活動状況を教えてください

・東京藝術大学声楽科、大学院オペラ科にて非常勤講師をつとめています。
【2023年】
◎9月 17日 群馬交響楽団定期演奏会
ヴェルディ「レクイエム」
◎10月 7日 ,8日 東京藝術大学 定期オペラ
モーツァルト「コジファントウッテ」ドラベラ役
◎12月 2日 パシフィックフィルハーモニア「第九」
◎12月 9日 ,10日 東京二期会二期会スペシャルコンサート 読売交響楽団 モーツァルト「レク
イエム」
◎12月 16日 東京労音「第九」

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