三戸大久

活躍している先輩の声 三戸大久 出身大学:武蔵野音楽大学声楽科 中学2年の修学旅行から全てが始まった

プロフィール

青森県出身。武蔵野音楽大学卒業。第46回日伊声楽コンコルソ第3位受賞。第40回イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門金賞受賞。第9回藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンに留学。二期会『蝶々夫人』ボンゾ、『こうもり』フランク、『天国と地獄』ジュピター、新国立劇場『沈黙』井上筑後守、NISSAY OPERA『ラ・ボエーム』コッリーネ等に出演。全国共同制作オペラでは『トスカ』スカルピア、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『フィガロの結婚』バルトロ、『夕鶴』惚ど等に出演し、朝日、読売、毎日新聞各紙上で高い評価を得ている。 また宮本亞門演出『Candide』『スウィーニー・トッド』などミュージカルの場でも活躍。 「第九」「荘厳ミサ曲」モーツァルト「レクイエム」など宗教曲のソリストとして国内主要オーケストラとの共演も多い。 武蔵野音楽大学および桜美林大学非常勤講師。二期会会員

音大受験を決めた頃の思い出はありますか?

中学2年の修学旅行で観た『オペラ座の怪人』に魅了され『四季の会』に入ったりと四季フリークになっていた高校3年の春に『李香蘭』が青森にきました。そこでお茶会があり、ある女優さんに『僕は四季に入りたいんです!』と想いを伝えてたところ『待ってるからね!頑張ってね。一緒にやろうね』と仰っていただきました。その女優さんがその後若くして亡くなった志村幸美さんでした。芸大出身だった志村さんの言葉を信じて四季に入るために音大受験を決めました。

東京ミューズ・アカデミーにまつわるエピソードを教えてください

武蔵野音大に合格した事は当時ミューズの七不思議と言われていたくらい 落ちこぼれの学生でした笑 新聞奨学生という新聞配達をしながらミューズに通っていたのでなかなか授業にも出席できずでした。そんな中でも、はま子先生、新井先生はじめ先生方のサポートがあり、また一緒に頑張っていた 同期のおかげで新聞配達も浪人生活も無事に送れたと思っています。 余談ですが、、青森から出てきてはじめて当時流行っていた『コギャル』を見たのは当時ミューズが入っていたビルから 外に出た時でした!今でもその光景が脳裏に焼き付いています笑

現在の活動状況を教えてください

現在は二期会会員としてオペラやミュージカル、そして『第九』などのコンサートにソリストとして出演しています また母校の武蔵野音楽大学で声楽と舞台芸術概論という授業を受け持っている他に桜美林大学、日本芸術専門学校ではミュージカルの授業も受け持っています。 もともとミュージカルをやりたくて音大受験をした自分がオペラとミュージカルの両方できている事にとても感謝しています。ジャンルを問わず舞台が大好きなのでこれからも舞台に関わり続けていきたいです


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