TOPICS 【芸大音大受験2025夏④】移動ド特訓を集中講座内で実施しました♪

音楽大好き人間で、しかし🎹とか具体的なレッスンを経ていない芸大音大受験生としては後発組と言える方々には、豊かな音感をいつの間にか培って来ているケースが可成り多いと観て来ています。
その豊かな旋律感和声感は相対的であることが多く、所謂移動ドでの音楽対峙がその人の音楽身体を活かして行きます。
世の倣い的に固定ドで勉強して来ているが
ちっともソルフェージュが伸びないとか
正直言って自分はドレミが判らない。
世の倣い的な一方的なレッスンから脱却して相対音感によるレッスンを実施して、目から鱗的に音楽が見えてくる、音が判って来る事例はかなり多いのが事実です。
又逆に、ソルフェージュが苦手で移動ドに変えて勉強しているうちに、自分の中の音列が整い音楽が見えて来て、固定ドでの音楽が解り易くなって戻って行く例もあります。
今、固定ド移動ドについての論を展開するつもりはありません。
ただ「一人一人の、その生徒さんの音感状況を良く視て診て、その生徒さんを伸ばす音感教育が絶対に必要」と信念を持ちます。
そのように非常に大切な要素に触れる事すらなくソルフェージュが苦手と思うは、勿体ないし問題です。
今年の集中講座でも、移動ド導入と集中学習を実施しました。
体験的にあるいは社会見学的に参加の方にも意義があります。
↑は冬実施のイメージ写真です
*愛知県立芸術大学でも学生対象に「所謂移動ド」の学習講座が毎年開催されているはずです。素晴らしいカリキュラムだと思います。(要確認)