2025年4月の記事一覧

4/20と大変に遅くなりましたが、2025年度芸大音大入試におけるミューズ生の合格結果を報告致します。
桐朋学園大学大学院 1名
東京藝術大学 6名
京都市立芸術大学 1名
愛知県立芸術大学 1名
東京音楽大学 7名
武蔵野音楽大学 3名
国立音楽大学 2名
昭和音楽大学 1名
日本大学芸術学部 1名
大阪芸術大学 1名
聖徳大学3年次編入 1名
都立総合芸術高校 1名
青山学院大学 1名
☑詳細は合格実績をご覧ください🔍
2025年4月の記事一覧

タン
タン
タン
タタ
タタ-タ
タン
タン
YOU
CAN
DO
IT!
YES
YOU CAN DO IT!
2025年4月の記事一覧

名前: 植村太晴
合格大学&専攻: 京都市立芸術大学音楽学部 管・打楽専攻クラリネット
出身地・高校 etc.: 都立総合芸術高校
1. 子供のころはどのように音楽と関わっていらっしゃいましたか? 大好きでピアノを習っていたとか、部活とか課外で合唱やオケなどで活動していたと
か、実は音楽には全く関心なかったとか、やりたくても習わせてもらえなかったとか。
小学2年生の頃から地域の合唱団に通っていました。中学生になり、吹奏楽部に入部してクラリネットを始めました。
2. 音大(音高)受験を決めるに至ったきっかけとか経緯とか、その気持ちとかを教えてください。
音高は自分が好きな音楽で仕事ができたらどんなに楽しいんだろうか、という思いで目指しました。大学はそれよりも、技術的な面でさらに成長したいという思いが強かったです。
3. 志望校や専攻を決めた学年(年齢)タイミング、そしてその理由や経緯とか気持ちとかを教えてください。
京都市立芸術大学を第1志望にしたのは高3の10月頃で、国公立、特に倍率が高く優秀な人が集まる大学に進学したいと思ったこと、京芸の先生が門下の大先輩にあたる方だったことなどが決め手でした。
4. 質問1と少し重なりますが、音楽学習歴、音楽活動歴を教えてください。
小学2年生〜合唱団入団
中1〜クラリネットを始める
5. ミューズではいつ頃から何を勉強されて来ましたか?
高2の梅雨頃に聴音と新曲リズムをとっていました。
高3の10月からは国語を習い始めました。
6. ミューズ以外でどんな事を勉強されて来ましたか?
英語・国語の個別指導を高3の11月から受けました。クラリネットは週2〜3回の頻度でレッスンに通っていました。副科ピアノも週1回のレッスンに通いました。
7. 音大芸大受験生としての苦心苦労談を教えてください。
学校で1限〜6限まで授業を受けた後、京都までレッスンを受けに行くことがありました。帰りは終電ギリギリで大変でした。
8. 入試近くになったころの苦心苦労談は何かありますか?お気持ちとか。
入試が近くなるにつれ、東京から京都に日帰りで通う回数が増えた事です。
9. 入試本番中の失敗や成功や何かエピソードはありますか?
音出しのタイミングでも本番演奏のタイミングでも口に紙を挟むのを忘れました(クラリネットやサクソフォンの方には通じるかと思います)
10. 合格発表までのお気持ちは?
緊張です、眠りが浅くなりました。
11. 合格されて、今のお気持ちと将来へのヴィジョンなどを教えてください。
ひとまず安心しました。大学ではもう一度基礎から奏法を学びたいと思います。将来については具体的な見通しはまだ立てられていませんが、演奏家という職業が選択肢に上がるよう研鑽を積みたいです。
12. 後輩受験生の皆さんに、先輩として何かアドヴァイスはありますか?
後期試験は進路の決定がとても遅くなる受験ですが、焦らないことが大切だと思います。特に国公立大学は中途半端な気持ちで目指せる大学ではないので、どこに進学したいのか明確に意志を固める必要があると実感しました。
13. 質問11の延長ですが、最後にミューズでの仲間や先生や勉強の事など、受験生時代を振り返って一言お願いします。
自分の実力に理想を押し付けず、堅実に現実と向き合うことが大切だと思いました。
ありがとうございました。ミューズがこれからもより良い指導を目指し音楽での未来を志す受験生の皆様を支えて行くために、このアンケートを大切に活かします。
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名前: 宮崎真肇
合格大学&専攻: 東京藝術大学音楽学部作曲科作曲専攻
出身地・高校etc.: 学校法人佐藤栄学園栄東高等学校
- 子供のころはどのように音楽と関わっていらっしゃいましたか?大好きでピアノを習っていたとか、部活とか課外で合唱やオケなどで活動していたとか、実は音楽には全く関心なかったとか、やりたくても習わせてもらえなかったとか。
1〜2歳の頃からヴァイオリンを弾きたいと両親に強請り続け、遂に4歳から師事
そのカリキュラムの中で触れたバロック音楽のスタイルに興味を持ち、その趣向が年々強くなっていく
- 音大(音高)受験を決めるに至ったきっかけとか経緯とか、その気持ちとかを教えてください。
J.S.Bachの無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータの譜面に触れたことを切っ掛けに、部活動(理科研究部)の一環として高校2年より自然倍音が齎す微細な音程差による不協和度変化の測定などの研究を開始
それ並行して音楽理論を独習する中、音楽に深く携わる生き方を強く意識し始める
- 志望校や専攻を決めた学年(年齢)タイミング、そしてその理由や経緯とか気持ちとかを教えてください。
志望校決定と対策開始はいづれも高3の冬(大学入試としてはあり得ない遅さ..)
独習の中で作曲という分野に強く興味を持ったことも大きかったが、何より”音楽そのもの”について深く学び 俯瞰的な視点を獲得するには作曲を専門とすることが最良だと思えたこと
フーガを始めとするエクリチュール、それを踏まえたうえでの現代音楽の開拓という私自身の姿勢をカリキュラムとして最も専門的に実施しているのが藝大の作曲科であったこと
作曲家・それ以外を問わず、藝大作曲科卒の音楽家諸氏の作品や演奏に惹かれる点が多かったこと
以上より藝大作曲科作曲専攻のみを志望先と定めた
- 質問1と少し重なりますが、音楽学習歴、音楽活動歴を教えてください。
4歳から現在までヴァイオリン演奏、音楽理論については質問2.の通りで高校より独習、併せて作曲にも取り組むようになる
高校卒業後より作曲と音楽理論を専門的に師事し始める
- ミューズではいつ頃から何を勉強されて来ましたか?
2年前より、ソルフェージュと楽典と共テ英語、およびピアノ(副科・初見試奏)
- ミューズ以外でどんな事を勉強されて来ましたか?
エクリチュールと作曲
専攻実技である和声・対位法・自由作曲の習得を中心としつつ、楽曲分析と試験様式ではない創作活動を重視
ヴァイオリンも継続
- 音大芸大受験生としての苦心苦労談を教えてください。
常に長期的な視座からの学習・成長が求められ、尚且つ専攻実技である作曲については絶対的実力を自らが認識し辛いという状況そのものの心理的負担が非常に大きかった点
只でさえ高校を出るまで碌にピアノに触ったことが無かったことに加えて私自身の中に鍵盤楽器に相対する為のセンスが全く感じられず、ピアノ試験が常に最大の壁であった。最終四次試験を余裕を持って突破できるビジョンは最後まで全く思い浮かばなかった
- 入試近くになったころの苦心苦労談は何かありますか?お気持ちとか。
入試形式での作曲課題実施を長らくやっておらず、試験前1ヶ月でリハビリし直した
- 入試本番中の失敗や成功や何かエピソードはありますか?
一次(和声)
前夜、緊張で一睡もできず意識朦朧としながら例年よりも明らかに難しいバス課題を解いていた(ソプラノ課題も並んで高難度だったように思う)
範例が想像し辛い分、却って自らの語法を発揮することを躊躇しないで済むという側面もあった
二次(対位法)
試験室入室後にはじめて腕時計を忘れたことに気づく
三次(自由作曲)
午前試験、問題の様式指定なども相まって想定していた時間配分よりも執筆ペースがかなり遅れていた為、全体の構想手段を途中で切り替えて対処
午後試験中に入りしばらく経っていつの間にか腕時計が止まっていたことが判明、慌てて試験官に現在時刻を尋ねた
最終的には出題主題の書法を保ちつつも自らの語法を充分に発揮し、分量・密度ともに充実した譜面を提出することができた
四次(音楽基礎能力審査・初見ピアノ/面接)
実質的な最終試験にあたる初見ピアノが最大の懸念事項であった為、それまでの楽典・聴音・視唱・副科ピアノの試験すべてを初見ピアノへの助走と捉え待機中・休憩中も常に集中状態を継続し続けた
10. 合格発表までのお気持ちは?
懸念点が無いわけではなかったが、それを踏えてもほぼ合格を確信していた
11. 合格されて、今のお気持ちと将来へのヴィジョンなどを教えてください。
応援してくれていた人々に吉報を伝える事が出来てほっとしている作曲の修練という意味では寧ろここからが正念場だと感じているし、より深い伝統と独自性の試行錯誤を重ねた上で本邦の音楽文化それ自体をより深く広く拡張し普及させてゆくことのできる音楽家と成る為に今後とも邁進してゆきます.
12. 後輩受験生の皆さんに、先輩として何かアドヴァイスはありますか?
何が理想か、何に憧れたのか
それを自分と自分の愛する音楽に問いかけ続け、分析し、研究し、対話を重ね続けることを絶対にやめないでください
13. 質問11の延長ですが、最後にミューズでの仲間や先生や勉強の事など、受験生時代を振り返って一言お願いします。
右も左も判らないような状況から門を叩き、合格へと至るまでに先生方にはあらゆる面で支えて頂きました
本当に、ありがとうございました。
宮崎真肇
ありがとうございました。ミューズがこれからもより良い指導を目指し音楽での未来を志す受験生の皆様を支えて行くために、このアンケートを大切に活かします。
東京ミューズ・アカデミー
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芸大を目指して
ミューズの実力試験や コンサートや
輪読会で
切磋琢磨して来た2人が
無事、芸大合格と
入学式を終えて
ご挨拶に来てくださいました。
嬉しいご報告や
未来への話しをいろいろしていたら
補講できていた現役生と
ばったり会って
嬉しいご報告会となり
笑顔の1枚になりました。
溢れる笑顔からは、
芸大合格へのパワーをもらったね!
さぁ、ミューズ新学期は4/7(月)から、芸大先輩に続くよ!